2015/06/27

森の聖者


加藤則芳 著
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副題は「自然保護の父ジョン・ミューア」。
その題からも分かるように
19世紀のアメリカで国立公園というものを初めて確立した
ジョン・ミューアの生涯を紹介した本です。

アメリカでは彼が書いた著書が自然保護や環境保護を語る上で
古典となっているにもかかわらず日本では全くの無名。
僕自身もこの本に出会うまでは全然知りませんでした。。

人付き合いが苦手
身なりは全く気にしない
手先が超器用
頭脳は大学教授か研究者並み
登山家であり自然科学者であり自然保護活動家

どこかの映画で出て来そうな人物像ですが
19世紀後半という経済発展が優先の時代に自然保護という考えを持ち
国や政治をも巻き込んで訴え続けた情熱は凄まじい。
現在では日本の国立公園もキチンと管理・保護されていますが
それもジョン・ミューアが居なければどうなっていたかを思うと
その偉大さがヒシヒシと伝わってきます。。

後にミューアの子どもが言う。
"父は最も偉大で、最も楽しい子どもだった"
その言葉に全てが詰まっている一冊。。


2015/06/20

Josh Rouse / Country Mouse, City House (2007)


Produced by Josh Rouse, Paco Loco, Joe Pisapia
Recorded by Josh Rouse, Paco Loco, Joe Pisapia
Mixed by Joe Pisapia, Josh Rouse
Mastered by Jim Demain

Marc Pisapia (Dr), Brad Jones (Piano, Fender Rhodes)
Gary Louris (Backing Vocal), etc.

Official Web Site / YouTube Channel
Amazon.co.jpで詳細を見る


Josh Rouse7枚目のアルバム。
何と言っても1曲目 "Sweetie" が全てを物語っています。
イントロからして既にノスタルジー溢れるアレンジですが
楽曲の後半に進むに連れて
静かにそれでいてグイグイ引っ張っていくような
"ゆるいグルーヴ" が堪らなく心地良いです。

Mark Pisapiaによるシンプルなドラムがしっかりとリズムをキープし
その上をJames Haggertyによるベースが自由に動き回る。
この2人のプレイは特筆すべきものだと思います。

哀愁を帯びたソングライティング。
リラックスモード全開の囁くようなボーカル。
ゆるいグルーヴ。
そしてスペインの地に影響を受けた温かみのあるサウンド。
全てをキチンと消化し見事に融合してみせたこのアルバムは
個人的には今のところJosh Rouseの最高傑作だと思います。

愛しさと切なさに溢れた一枚。。